活動内容
シンポジウム「畜産女性のネットワーク活動を考える」in愛媛
 
 平成21年2月4日、道後にぎたつ会館にて、(社)全国農業改良普及支援協会の主催によるシンポジウム「畜産女性のネットワーク活動を考える」in愛媛が開催されました。
 会員15名、関係機関15名の計30名の参加者で、まずは話題の「愛媛銘柄豚のしゃぶしゃぶ」、熊野養鶏の「薫ちゃん・塩味ちゃん」、野村の「あまおとめ」など県内の特産品を味わいました。その後、体と頭を使ったウオームアップで緊張をほぐして、ワークショップ形式にてネットワークについて考える意見交換を行いました。

→シンポジウム実施要領(PDF)

 
 
↑他己紹介。相手の似顔絵を描いて30秒間で紹介します。
 手元を見ないで似顔絵を描くルールなのですが、みなさんそっくり!!
 
    
↑愛媛県内の特産品を試食。

  
↑体を使って表そう!テーマは農業機械。
左チームは脱穀機、右チームはトラクターを表現しました。

  
ウォーミングアップの後は、「畜産女性のネットワーク活動を考える」。
2班に分かれ、SWOT分析を行いました。畜産経営の強み、弱み、時代の追い風、向かい風についてたくさんの意見が出されました。

  

S(強み)
・時間の自由裁量性がある
・専業経営が成り立つ

W(弱み)
・設備投資額が大きい
・相場に左右される

・購入飼料に依存

O(追い風)
・エコフィードの利用
・安全志向の高まり
・情報発信(ITの利用)

T(向い風)
・不景気
・飼料価格の高騰


これらの分析を踏まえて、今後のネットワーク活動について考えます。

ネットワーク活動の具体案
・系統・商系の枠を超えての情報交換
 →(経営対策のヒント)
・小グループでの集まりを設ける
・消費者へのアピール(農場紹介)
・全畜種で大きな力となり、行政機関に声を上げる


 今回のような形式のシンポジウムは、参加したほとんどの方が初めてということで、新鮮でとても有意義だったと感想を持っておりました。
 会長は「このような会を開いてくださった(社)全国農業改良普及支援協会のみなさまに感謝し、これからのネットワークに新しい視点が見られることを期待したい」と述べておられました。

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