愛媛県肉豚価格安定事業の概要

 (平成20年4月拡充・平成20年7月追加拡充)

 
 肉豚価格が低落した場合でも生産者が安心して経営が続けられよう、肉豚生産者に対して生産者補てん金を交付する制度で、3年間を1業務対象年間とし、県内の肉豚生産者の自主的な事業として、愛媛県の指導を受け(社)愛媛県畜産協会が実施しています。

概 要
 制度に加入するためには、(社)愛媛県畜産協会会員(JA等団体)と(社)愛媛県畜産協会との間で「肉豚生産者補給金交付契約」を締結しなければなりません。事業へ加入する生産者は、所属する(社)愛媛県畜産協会会員に申し込みを行います。

 その上で、会員は年間の月別販売計画頭数を畜産協会へ申し込みを行い、畜産協会が月毎に算出する指標価格が地域保証価格を下回った場合に、協会が定める計算式によりその差額の90%を補てん金として月毎に交付します。

 なお、加入生産者の要件は、平成19年度から、契約時に「農業経営基盤強化促進法」に基づくいわゆる「認定農業者」又は「畜産の経営安定対策に係る都道府県認定基準作成について」に基づくいわゆる「知事特認」を受けている者とされました。

 また、平成20年度から生産性向上に計画的に取り組む者及び新規加入者については、配合飼料を利用し平成19年度に配合飼料価格安定制度に加入している者は、引き続き平成20年度において同制度に加入していることが要件に追加されました。

 指標価格は、日本経済新聞に掲載される大阪、東京中央卸売市場食肉市場の枝肉規格「上」中値の当該月加重平均価格とし、原則として1ケ月毎に算出します。

 地域保証価格は、業務対象年間の開始前に、社団法人日本食肉格付協会が定める枝肉規格「上」に該当する枝肉について、1キログラム当たりの地域保証価格を定めます。この場合、地域保証価格は県内における肉豚の生産費の動向、需給事情、価格動向、その他の経済事情を考慮して定めております。

 なお、平成20年度に事業内容の変更があり、地域保証価格の引き上げを行う場合に、国が補てん金の交付財源の一部を供給することとなりました。

 今業務対象年間(平成19〜21年度)は1頭あたり31,200円
   (1kgあたり416円×基準枝肉重量75kg=31,200円)
 平成20年4月〜6月は1頭あたり35,550円
   (1kg当たり474円×基準枝肉重量75kg=35,550円)
 平成20年7月以降は1頭あたり36,300円
   (1kg当たり484円×基準枝肉重量75kg=36,300円)


生産者補てん金の交付財源
 肉豚交付準備金を財源とします。
 肉豚交付準備金は、@国の助成金、A19年度の生産者積立繰越金等、B生産者積立金(愛媛県1/3・生産者、農協2/3)で構成されております。

生産者積立金
 生産者積立金は、肉豚価格動向に対応して生産者補給金が適切に交付できる水準を考慮して定めており、申し込み頭数1頭毎に定められた額を納付する必要があります。
 なお、愛媛県から積立金額の1/3の助成を受けております。
 生産者積立金は、業務対象年間毎に、県と協議し国の承認を得て定められます。
 また、生産者が納付した積立金は、協会が税務当局から「生産者積立金を損金扱いするとの指定」を受けた場合は、税務上損金に算入することができます。

                     

 

 

 

 

 

(単位:kg・円)

 

 

生産者積立金

(1頭当たり)

負  担  区  分

地域保証価格

生産者

19年度繰越金

平成19年当初

416

 489

326

163

 0

 0

平成20年4月〜6月

474

1,018

326

163

285

244

平成20年7月以降

484

1,303

469

234

356

244


平成20年度用豚関連対策のイメージ