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優秀畜産
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    優秀畜産

経営部門

平成17年度 優秀畜産紹介 経営部門(肉用牛)

タイトル 地域と密着した肉用牛一貫経営の取組み
-酪農家・耕種農家との連携-
経営形態 肉用牛一貫経営
今治市 本宮 環、章加
 
 本宮畜産では、肉用牛経営は2か所に分散していて、西条市の肥育部門は本人、自宅の哺育・育成部門は奥さんと両親が担当し、役割分担を明確にして両部門の売上げで経営の安定を図っています。また低コスト生産に向け、育成・肥育牛舎の建設にあたっては古電柱などを利用し、自らも建築に携わったほか、飼料や初生牛の導入等にも徹底したコストダウンの工夫に取組んでいます。

●地域との連携
 地元JA、全農の流通システムに参画し、地域の酪農家から10日令の初生牛(ヌレ子)を年間約250頭導入しています。導入される初生牛の品種の割合は乳用種と交雑種で50%:50%です。導入した初生牛は6〜7ヶ月令の素牛として育成し、75%近くを全農えひめを通じて県内肥育農家に出荷して、残りを自家保留として肥育します。地域酪農副産物(初生牛)を有効に活用した哺育から肥育までの一貫経営を確立しています。哺育・育成部門、肥育部門で牛舎を分けており、飼養管理や家族労働管理を明確にした共同体制をとることで、安定した経営となっています。
肥育育成牛舎全景
 また、家畜排せつ物の処理では、堆肥化する際に手間をかけることで良質な製品を生産し、JAと協力して近隣の耕種農家へ販売しています。イナワラの交換を条件にその一部を水稲作付農家に無償譲渡及びマニアスプレッダーによる散布を行っています。

●低コストへの取組み
@牛舎の建設については古電柱を利用し、自ら建設に関わるなど建設コストの低減に努めています。育成・肥育牛舎においては、建築の折に当初から換気を考慮して軒下を4mとり、天井も高くして換気はもちろん夏場の温度上昇も押さえられるよう工夫しています。
A粗飼料については、自ら確保に努めており、稲わらは、必要量を100%地元で確保しています。牧草も必要量の15%を自給粗飼料の栽培でまかなっています。全粗飼料で換算すると約40%を確保しており、地域環境条件から考えると高い割合となっています。
牛舎内
B初生牛は10日令前後にもかかわらず、市場価格よりも安く導入でき、導入先も近隣であることから輸送費もかからず、牛にストレスもかからないというメリットもあります。
C敷料のオガクズについては、製材所に自ら引取りに行くことで無償となっており、経費節減に寄与しています。

●飼養管理
 当初、乳用種中心の肥育経営を行ってきましたが、収益性を上げるために交雑種の肥育経営に切替を行いました。牛群管理台帳を肥育部門開始時より作成しており、耳標、生年月日、導入農家、飼料給与量などはもちろん疾病、ビタミン投与等の記録を行い、出荷後の枝肉成績を記録してその牛群における飼養管理上の問題点を洗い出して改善し、以後の飼養管理にフィードバックしてきました。

 哺育育成期〜肥育初期には、自家産イタリアンライグラスなどの良質粗飼料を給与しているため、その後の発育が良好で飼料効率も良いです。自家配合飼料についても関係機関の協力を得ながら成分計算を行い、配合割合や原材料も常に研究を怠らず、変更する度に再計算も行っています。

ロールベール乾草



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