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優秀畜産
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    優秀畜産

指導支援部門

優秀畜産表彰等による優良事例紹介 
平成14年度 指導支援部門

タイトル 畜産にロマンを、オーストリッチ産業の確立を目指して
‐肉、皮革、羽根、卵、脂などの有効利用‐

●指導支援活動の概要
21世紀の食料に、素材能力として日本に必要な家畜としての能力を持つオーストリッチを定着させて、家畜としての認知スピードを速めることを目的に平成9年5月に組織化された。
平成11年8月には、近畿・中国・四国をエリアに日本オーストリッチ協議会西日本支部を発足当JAが事務局となり年に一度の総会・研修会を含み、支部会員と本部のパイプ役として活動している。

●指導支援活動の内容
当JAは、新しい畜種として平成9年にオーストリッチの試験飼育に取り組んだ。
今頃、なぜオーストリッチなのか。
それは、牛・豚・鶏は穀物を主食としており、その90%が輸入に頼っている。
オーストリッチの主食は草であり、野菜くず他多くの植物が利用できる環境から、飼育コストを抑えることが可能であり、施設・設備の簡便さ、さらに多くの家畜が抱える糞尿処理など環境問題もクリア出来るのではないかという飼育環境の問題と、オーストリッチが食肉として利用できることになると、食料自給率の低いわが国にとっても、その価値は上がる。
世界的な人口増大に深刻な食糧不足が顕在化する中で、人の食物と競合しない植物でも育つオーストリッチは試験飼育の価値があるとして、取り組んだ。

●具体的な指導支援活動の内容と成果
オーストリッチを導入するに当たり、旧大洲農協では地区懇談会などで組合員に説明し、協力を求めた。

(1) 飼育者の募集とPR
マスコミの取材によるきっかけがあり、マスコミの協力を得て県内は勿論、中・四国から全国に向けて報道(テレビ、新聞、ラジオ、月刊誌の一部)した。

(2) 飼育希望者への早期対応と価格の正常化
導入後2年は産卵しないため自家生産が出来ず、希望者には国内の先進地区に掛け合い、さらには輸入により、常識的な価格(当時は極端に高い価格で取引されていた)で提供し、流通価格の正常化に貢献していた。

(3) 飼育についての知識普及
施設・設備の企画、飼養管理のマニュアル的知識などの提供。

(4) 関係機関との連携
防疫管理は家畜保健衛生所、飼養管理は養鶏試験場、輸送や飼料・器具・資材については、オーストリッチ協議会と連携し、速やかに問題を解決し、情報を収集している。
このような中、管内の組合員など見学者は多いが、飼育希望者は少なく、と畜施設が出来れば飼育しても良いというところまできている。
今までに飼育に踏み切っているのは、高知県が最も多く、ついで愛媛県、香川県、島根県、山口県と続く。
最近になり市内近辺からの要望が出始めたので、処理施設の検討を急ぐとともに全体的な整備をしてゆかねばならない。


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